ロンドンの絶景展望台や絶景ポイント、おすすめ7選

海外旅行 > ロンドン:観光スポットや街の名所 > ロンドンの絶景展望台や絶景ポイント、おすすめ7選

ロンドンの絶景展望台や絶景ポイント、おすすめ7選

ロンドンに訪れたら、ロンドンの街を一望できるところに行ってみましょう!


展望台や高層ビルなどに上って、高いところからロンドンの街を眺めるのもいいし、中心から少し離れた小高い丘や公園から、ロンドンのスカイラインを眺めるのも気持ちがいいですよ。


まずは展望台・高層ビルを3つご紹介。高いところに上りたいなら、この3か所です。

1.ザ・シャード展望台(The View from The Shard)


2012年に建てられた、EUで一番高い高層ビル「ザ・シャード」。360度パノラマ展望台は69階・72階にあり、244mの高さからロンドンが一望できます!約40マイル(62km)先まで見渡せるそうですよ。

theshard1.jpg


72階の一部はオープンエリア!記念写真を撮れる場所も、用意されています。夜遅めまで営業しているので、夜景も楽しめます。シャンパン付きのチケットもあります。


ただ料金の高さも有名で、大人ひとり£32、子どもひとり£25。


高層ビル「ザ・シャード」の31階~35階にレストラン・バーがあり、同じような料金で食事と眺めを楽しめるので、そちらで景色を楽しんだという人も多くいます。アフタヌーンティーもあります。


詳しくは、下のページも、どうぞ。公式サイトで安くチケットを買うコツなどもあります。

 >> 必ず行きたいザ・シャード展望台!


アクセス:地下鉄「ロンドンブリッジ駅」から徒歩3分

2.ロンドンアイ(London Eye)


2000年に建てられた、ヨーロッパでいちばん巨大な観覧車「ロンドンアイ」。高さ135mで、ガラス張りの各カプセルは、360℃見渡せるガラス張り。25人乗りで32カプセルありますす。

londoneyeT1.png

(photo by Tobias Michaelsen)


1回転は30分。その間に、近くにあるビッグベンや、ウェストミンスター寺院、セントポール大聖堂など、テムズ川の両岸にある名所を見渡せます。


当日入場料は、大人£30(16才以上)、子ども£24(3-15才)。優先入場ができる「ファストパス」だと大人£40にもなってしまいます。(入場料には、ロンドンアイ4Dシネマへの入場料が含まれています)


チケットを買うなら、日時を決めて、下記で前もって購入するのがおすすめです。約10%安く購入できるし、ファミリーチケットなどもあります。


 >> ロンドンアイ公式HP


 >> 英国政府観光庁オンラインショップ


営業時間は季節によって違い、オープンは基本的に10時、終了は、夏は20時30分(ほんの数日間だけ21時30分)、秋から春は18時です。メンテナンスのための休みが年に2週間ぐらいあり、12月25日もお休みなので、要注意!


●2015年からコカコーラがスポンサーなので、今の正式名称は「コカコーラ・ロンドンアイ」。コカコーラがスポンサーになったとき、観覧車の色も赤(コカコーラ・レッド)がアクセントカラーに変わりました。


アクセス:地下鉄「ウォータールー駅」から徒歩5分

ロンドンアイとザ・シャード、ひとつだけ行くならどっちがいい?


時間がない観光の場合、もしどちらかひとつだけなら、ロンドンの街全体を高いところから見渡したいなら「ザ・シャード」、中心部をきれいに見下ろしたいなら「ロンドン・アイ」がおすすめです。


時間を節約したいなら、「ザ・シャード」では日時指定のチケット、「ロンドン・アイ」ではファストチケット(優先乗車)を前もって買っておいたほうが、並ばなくてすむので断然いいです。


「ロンドン・アイ」は30分だけの乗車なので、雲や小雨の多い季節は、お天気がちょっと心配ですね。

3.スカイガーデン(Sky Garden)


2015年1月にオープンした37階建ての「20フェンチャーチ・ストリート」(20 Fenchurch Street)。通りの名前が、そのままビル名になっている高層ビルですが、そこの35~37階にあるのが「スカイ・ガーデン」。中空の、市民の憩いの場の庭園です!

skygardenT2.png

(公式HPより)


ビル建築の総額は£200million(約259億円)。庭園デザインは、数々の授賞を誇るランドスケープ設計事務所「ギレスピーズ(Gillespies)」で、約100種類の亜熱帯植物が2,000本以上植えられています。


「ロンドンで一番高いところにある庭園」と言われるように、高さ155mのフロアには緑がたくさん!ベンチもたくさんあて、とてもリラックスできる空間です。


そして同時に、全面ガラス張りの窓からは、360℃のパノラマ風景で、ロンドンの観光スポットを眺めることができます。


下は35~37階の構造図。中央にレストラン・バーがあります。

skygardenT1s.png

(https://www.shardldn.com/the-walkie-talkie-sky-garden/)


入場は無料ですが、公式HPから予約をする必要があります。ただ毎週、3週間分の予約を受け付けていますが、すぐに予約でいっぱいになることもあり、やや入手困難なチケットです。


予約が取れない時には、次の2つの入場方法があります。


(1)チケットの要らないウォークイン時間(walk-in hours)に入場


並ぶときもありますが、月曜日から金曜日(週末と祝日以外)の午前10時-午前11時30分まで、午後14時-午後16時30分までの2回、チケットがなくても入れます。(19歳以上のみ。夕方以降はドレスコードがスマートカジュアル)


スカイポッド・バーでは、平日午前7時-午前10時までと、午後6時15分からウォークインゲストを歓迎。土曜日は午前8時-午前11時までと、午後9時15分-夜中0時45分まで。


夏など期間限定で、ウォークインゲストも歓迎の「DJナイト」などのイベントがあり、そのチケットを買って入ることもできます。例えば、ライブ演奏と飲み物つきチケットで£15ぐらい。


(2)レストラン・バーを予約


展望フロアには、3つのレストラン/テラス、2つのバーがあるので、そこを予約すれば食事と一緒に素晴らしい景色が楽しめます。


「フェンチャーチ・レストラン」「フェンチャーチ・テラス」「ダーウィン・ブラッセリ―」「スカイポッド・バー」「シティガーデン・パー」の5つです。


中でも「フェンチャーチ・レストラン」は、スカイガーデンの中央にある、モダンブリティッシュ料理のレストラン。炙った鹿肉や鶏のレバーペーストなどの伝統的イギリス料理もあり、口コミで、とても評判の高いレストランです。ドレスコードはスマートカジュアル。


「ダーウィン・ブラッセリ―」は、少し穴場的レストランで、気軽に食事ができ、「夜景がこのビルで一番きれいに見える」という人もいるお店。


「スカイポッド・バー」は、平日は朝7時、土日は朝8時からオープンしていて、朝はペストリーと飲み物セットなど(£5-8ぐらい)ごく軽食がとれます。午後からはマフィンやスコーン、サンドイッチも。


「パンやコーヒーなどのシンプルなメニューだけですが、窓際の席を予約して朝ゆっくりとロンドンの街を眺めるのは素敵な時間でした」などの口コミがあります。また、右手にあるドアからは、外にも出られます。


人気ある夜の「スカイポッド・バー」の予約が取れなかったら、例えば「ダーウィン」で食事をした後に、予約なしで行けば、席はありませんが好きな場所で飲めます。「フリーで行き、カウンターで好きな飲み物をチョイスしてお好みの場所で飲みました。このバーの両サイドから階段をあがるとテムズ川と反対側の夜景も楽しめ、窓側に座れるスペースもあります。とにかく夜景が素晴らしい」という声が!


 >> スカイガーデン公式HP(予約もこちらから)

ここも行きたい!「ザ・ガーデン・アット120」(The Garden at 120)


スカイガーデンの近く、120 Fenchurch Streetにあるビルの15階の、ルーフガーデン「ザ・ガーデン・アット120」も、2019年2月に一般公開になりました。


小さいながら川も作られていて、ゆったりした気分になります。ガーデンを一周すれば、360度の展望が可能。


目の前に、ロケットのような形をしたビル「ガーキン(The Gherkin)」、スカイガーデンのあるビル「20フェンチャーチ・ストリート(20 Fenchurch Street)」が見えたり、眼下にはタワー・ブリッジ、セントポール寺院も。


そんなに高い場所ではありませんが、行ってみる価値はあります。設計デザインは、世界でランドスケープデザインを手がける「ラッツ +パートナー(Latz+Partner)」。

4.その他のおすすめ展望台2つ


◆テートモダン・ミュージアムの展望台


2016年に「スイッチ・ハウス」と呼ばれるいう新しい展示館がオープン。10階に無料展望台があります。


10階と言うと低そうですが、美術館なので1フロアの天井が高く、64.5mの高さになります。テムズ川の反対岸のセント・ポール大聖堂や、金融街シティの高層ビル群、超高層ビル「ザ・シャード」などが眺められます。


10階へのエレベーターは、地下からのみアクセスできます。


◆セントポール大聖堂の展望台


ロイヤルウェディングも行われるセントポール大聖堂は、一般人は「Cathedral Floor(大聖堂フロア)」「The Crypt(地下聖堂)」「The Galleries(展望台)」のエリアを観光できます。地下にはカフェやレストラン、お土産やさんもあります。


ドームや建物内の素晴らしさもさることながら、展望台からの眺望も一見の価値あり!展望台は、地上85メートルの高さ。ただしエレベーターなどはなく、「ささやきの回廊」「石の回廊」「金の回廊」と上っていく、計528段の階段を上る必要があります。


入場料は、大人£18、6歳‐17歳£8。ファミリーチケットもあります。いつも観光客でいっぱいなので、ネットで予約して行ったほうがいいでしょう。日曜日にはミサがあり参加はできますが、他のエリアの観光などはできません。

ロンドンの主な場所に行くと、そこからセントポール大聖堂が一望できます。これは偶然ではなく、「ビュー・コリドー」(眺めの廊下)という規制があるからなのです。


「ビュー・コリドー」とは、セントポール大聖堂ドームと見晴らしの良い丘(ハムステッド・ヒース、プリムローズ・ヒル、グリニッジ天文台など)を結ぶ8本のライン上には、ドームを隠す建物や、輪郭を損なう建物の建設を禁止する景観規制。公式には1992年に定められましたが、それ以前にも暗黙の了解がありました。


セントポール大聖堂は、2つの世界大戦でも消失を免れ、その存在がロンドン市民を励まし、更に戦後は復興のシンボルとなった、ロンドンっ子たちにとってとても大切な存在。だから、このような規制でどこからでも見られるようにしてあるのです。


下に出てくるハムステッド・ヒースも、「ビュー・コリドー」に定められた「見晴らしの良い丘」のひとつ。なので、ロンドンの街のスカイラインが綺麗に見えるんですね!


今は、国会議事堂からの2本のラインも加えて、10本の「ビュー・コリドー」があるようです。

5.ロンドン市内を一望できる丘


◆ハムステッド・ヒース


地下鉄ノーザン線ハムステット駅の北、徒歩15分ぐらいにある広大な森林公園。ここの小高い丘から、ロンドン市内が一望できます。少し歩きますが、大きな池がいくつかあったり、自然を満喫できます。


観光客にもおすすめ、との声が多いです。


◆アレクサンドラ・パレス(Alexandra Palace)


ロンドン北部にあるので少し遠いかもしれませんが、アレクサンドラ・パレスがあるマズウェルヒルから、ロンドン市街が一望できます。夜景もきれいです。


アレクサンドラ・パレスはビクトリア朝の巨大な神殿のような建物。「民衆のためのパレス」として1873年にオープンした施設で、現在はコンサートなどにも使われています。(ビヨークのコンサートなどがありました)


公園の中に建っていますが、同じ公園にあるプリムローズヒルからのロンドンの街の眺めもいいです。公園では、週末にマーケットがあり、そこでお昼を買ってのんびり公園内で過ごすのも楽しいですよ。ピクニックにもいい場所です。


関連記事

  1. ロンドンの絶景展望台や絶景ポイント、おすすめ7選
  2. 必ず行きたいザ・シャード展望台!安いチケットの買い方や料金、アフタヌーンティー、ディナーがおすすめレストラン・バーなど
  3. 男性へのお土産探しにも!紳士服店が集合するサビル・ロウ通り(ロンドン/メイフェア)