リージェント・ストリートのピカデリー・サーカス駅近くにある「The Cafe」（または「Papillon／パピヨン」は、1865年創業の高級ホテル「Hotel Cafe Royal」のカフェ。

でもリージェント・ストリートから眺めるThe Cafeの佇まいでは、知らない人はホテルの一部とは気づかないかも知れません。

多くの人が行きかうリージェントストリートから一歩入ると、壁や床は、歴史を感じさせるイタリア・シエナの大理石。地元のギャラリーからの作品がいつも壁一面にかかっていて、優雅で文化的な雰囲気です。

コーヒーか紅茶でホッとするのもいいですが、「クリームティ」と呼ばれるシンプルなアフタヌーンティの一種があります。スコーンとクロテッドクリーム、バター、イチゴジャム、そして紅茶かコーヒーがついただけのもので、遅い午後にお腹が減ったとき、とても便利。（有名ホテルのカフェなので￡15少しと、やや高めですが！）

そして、1人でも意外と入りやすいカフェなんです。もしかしたら、ケーキやパン、コーヒー、紅茶などのテイクアウトがあり、ドアを入ったところにケーキ屋さんのようにショーケースがあるからかもしれません。

お店の営業時間は朝7:30－夜11:00で、朝食メニューからランチ、ティー、ディナー、そしてバー・メニューまで、とても豊富。クレープが、食事用もティータイム用も、とてもいろいろあります。

もし行ったら、ぜひバスルームを利用してみてください。Cafe Royal HotelのOscar Wilde Lounge（かつて常連だったオスカー・ワイルドにちなんだ名前）の脇を通って行くので、ホテルのゴージャスな雰囲気を感じられます。

多くの文化人（オスカー・ワイルド、ヴァージニア・ウルフ、ブリジット・バルドーなど）に愛されたホテル・カフェ・ロイヤルは、今もとても有名なハイクラスホテルです。

＜データ＞

68 Regent Street,
London, W1B 4DY （SOHO)
https://papillonlondon.com